介護分野での採用で成功を収める。採用サイト作り方を徹底解説!

2023/10/10

採用サイトとは、求人情報だけでなく、企業の魅力や働きやすさを伝えるためのウェブサイトのことを指します。これは求職者が自分の次のキャリアを決定する際に重要な要素となります。
実際に、株式会社ONEが行った「転職・就職活動の情報収集についての意識調査」によれば、求職者の約84%が採用サイトの情報を重要と考えていると回答しています。
通常の求人サイトでは、掲載できる情報には限りがあります。しかし、自社の採用サイトを作成することで、自社の魅力を自由に伝えることができ、目指す人材像にピッタリの人々へ効果的にアプローチすることが可能となります。

本記事では、介護業界における採用サイトの必要性、そして有効な採用サイトを作成するために必要となるコンテンツや作成時のポイントについて詳しく説明します。

介護業界は深刻な人材不足が問題となっていますが、「採用サイト」を適切に活用することで、長期的に活躍できる優秀な人材を確保する一助となることでしょう。

【株式会社ONE】

目次

介護業界における採用サイトの重要性とその特長

ここでは、介護業界における採用サイトの必要性と特長について解説します。

なぜ介護事業者で採用サイトが必要なのか?

現在我が国は急速な高齢化社会を迎えています。それに伴い介護を必要とする人々の数は日に日に増加しています。
少子化の進行とともにこれまで家族が担ってきた介護が出来なくなるなどで役割が減少し、介護業界の需要はますます高まると考えられます。

公益財団法人介護労働安定センターが行った調査「事業所における介護労働実態調査 結果報告書」によれば、従業員が人手不足を感じている事業所は全体の半数以上にのぼり、介護業界全体で人材が不足していることが明らかになっています。

高齢化と少子化以外に、介護業界が人材不足に陥っている原因は何なのでしょうか。

株式会社リクルートキャリアHELPMAN JAPANグループが行った調査「福祉・介護に関する意識調査結果とイメージの変化」によれば、介護サービス業の職業イメージは次のようになっています。


  1位 体力的にきつい仕事の多い業界だと思う・・・61.0%
  2位 精神的にきつい仕事の多い業界だと思う・・・・・53.8%
  3位 給与水準が低めの業界だと思う・・・・・・・・・48.0%


これらのような否定的なイメージが、介護業界における人材不足に寄与している可能性があります。

しかし、一般的なマイナスイメージを超えて、実際の仕事内容やそれぞれの会社の魅力を伝える方法があります。それが「採用サイト」です。

株式会社ダトラが実施した「介護施設従事者の仕事選びに関する実態調査」によれば、採用サイトを経由しないで介護職に応募した職員の86.0%が、就職前に採用サイトを閲覧したと答えており、その結果、6割以上の方が「不安解消」を実感したという回答が寄せられました。

つまり、介護職を希望する求職者の多くが採用サイトをチェックしており、その中には採用サイトを確認することで不安や否定的なイメージが払拭され、応募に踏み切った人々も多いのです。

否定的なイメージがつきがちな介護業界だからこそ、現場の実態を伝え、応募を促すために採用サイトの活用が必要と言えるでしょう。

採用サイトの特長とは何か

採用プロセスにおいて、企業と求職者が直接、情報をやり取りできるのが、採用サイトの一番の特徴です。求職者にとっては、採用サイトは企業の業務内容、評価システム、勤務形態等の具体的な情報を得るためのプラットフォームとなります。こうした情報は、求職者が企業の実態を理解し、自分がその企業で働くイメージを描くために不可欠です。

一方、企業にとっては、採用サイトは自社の魅力を伝え、求める人材のイメージを形成するためのツールです。採用サイトを通じて、企業は求職者に対して、入社前と入社後の期待と現実のギャップを最小化することができます。これにより、企業は長期的に活躍できる人材を獲得する可能性が高まります。

採用サイトは、求職者と企業の双方にとって、有益な情報を提供する重要なプラットフォームです。通常の求人サイトでは、掲載できる情報が限定されているため、企業の魅力を十分に伝えることが難しい場合もあります。また、画像や動画を掲載することが難しい場合もあるでしょう。

一方、採用サイトでは、一度作成すれば、その後の求人情報の掲載は無料で行うことができます。さらに、採用サイトでは、動画やブログの掲載、SNSへのリンクの埋め込みなど、企業の自由な発想による自社のアピールが可能となります。これらの特徴により、採用サイトは企業にとって、効果的な採用ツールとなり得るのです。


介護業界向け採用サイトに必要なコンテンツ

ここでは介護業界の採用サイトに必須なコンテンツと、自社の魅力を伝えるコンテンツについて説明していきます。

必須コンテンツ

介護業界での採用コンテンツ作成において、必ず含めるべき3つの要素があります。それらは、募集要項、応募方法・選考フロー、そして会社概要です。それぞれの詳細について具体的に見ていきましょう。


【募集要項】
求職者が最初に目を通すのが募集要項です。以下の項目を詳細に記載しましょう。

・職種
介護業界では、介護士、ホームヘルパー、ケアマネージャーなどといった多様な職種が存在します。

・勤務先
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療型施設、デイサービス、児童福祉施設など、同じ「介護士」であっても働く場所によって業務内容が変わるため、勤務先は具体的に明記しましょう。

・業務内容
企業や施設によって業務内容は大きく異なります。求職者が入社後に「思っていた仕事内容と異なる」と感じないよう、具体的に記載が必要です。特に介護業界では夜勤や早朝勤務の可能性もあるため、それらについても触れると、より具体的なイメージが求職者に伝わります。

・勤務時間
日勤、夜勤、早出、遅出などのシフト制度、休憩時間、休日が固定なのか、シフトによって変動するのかなどを詳しく説明します。

・雇用形態
正社員、契約社員、パートタイム、アルバイト、業務委託など、雇用形態について具体的に明記します。

・給与
月給、時間給、年俸などの給与形態及び金額を具体的に記載します。

・応募要項
求める資格や経験年数など、応募条件について具体的に記載します。


【応募方法、選考フロー】

・応募方法
採用サイトから直接応募するのか、求人サイトを経由するのか、履歴書や職務経歴書、志望動機の提出が必要なのかなど、応募方法について詳細に説明します。

・選考フロー
面接回数、筆記試験の有無、選考に要する期間など、選考フローについて具体的に説明します。


【会社概要】

最後に、会社の基本情報である社名、所在地、代表者名、設立年月日、資本金、事業内容、従業員数などを明記します。

これらの必須コンテンツを作成する際には、「求職者は何が知りたいのか」「どうすれば入社後のイメージが沸きやすいのか」を常に考えながら作成しましょう。

自社の魅力を伝えるコンテンツ

求職者が自社が提供する魅力を理解し伝わるためには、以下のようなコンテンツ作成がおすすめです。

文字入力【福利厚生】
社員への支援として、交通費の補助、各種社会保険(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金等)、制服の貸与、ホテルの割引サービス、株の持ち株制度、食事手当、社員寮の提供、リフレッシュ休暇の設定、資格取得の支援などがあります。

これらは、一見当たり前の福利厚生かもしれませんが、明示していないと求職者には伝わりません。小さな事項でも、これらが求職者にとっては大きな魅力となります。特に、社員寮がある場合は、独立生活を希望する求職者や遠方からの応募者にとっては大きなメリットとなります。

また、資格取得支援については、具体的な資格名や支援金額、対象者を明記すると、求職者の関心を引きやすくなります。


【会社の雰囲気が伝わる写真や動画】
会社の雰囲気を伝えるには、文章よりも写真や動画が効果的です。その際、事務所が整然と整理されている様子、暗い印象を与えない明るい雰囲気などに気を配りましょう。


【社員インタビュー】
求職者が入社後の生活をイメージしやすくするためには、現在働いている社員のインタビューを掲載すると良いでしょう。多数の社員のインタビューがあれば、求職者にとっては判断材料となります。

また、インタビューにはベテラン社員、新入社員、様々な職種や性別の社員を取り上げることで、多様な視点を提供できます。

インタビューの形式も、文章だけではなく写真や動画を用いると、より人間的な一面や社内の雰囲気が伝わります。


【研修制度やキャリアパス】
・研修制度
研修の対象者、内容、時間帯(勤務時間内か否か)、任意参加か強制参加かなどを明示することが重要です。

・キャリアパス
例えば、未経験者が介護職員としてスタートした場合、どのような研修を経て、資格を取得し、給与が上がるのかを具体的に示すと、求職者は自身の成長をイメージしやすくなります。

自社の魅力を伝える方法は、これら以外にも多数存在します。ただし、大切なのは「自社の魅力をどのようにアピールするか」ではなく、「求職者が知りたい自社の魅力をどのように伝えるか」を考え、それを効果的に表現することです。


介護業界向け採用サイト作成のポイント

ここからは、介護業界の採用サイトを作成する3つのポイントについて解説します。

介護業界で働くイメージを伝えるためのコンテンツを充実させる

介護業界での働き方についての理解を深めるためには、一日の仕事の流れや、写真や動画、そして研修の内容などを含んだ豊富なコンテンツが必要となります。これにより、求職者は介護業界で働くリアルなイメージを得ることができるでしょう。

求人情報においては、どのような手順で業務が進行していくのか、例えば朝の会、昼休み、事務作業など、具体的な業務の流れを詳細に記述することで、求職者は自分がどのように働くかをより具体的に想像することが可能となります。

また、社員の休憩スペースや歓迎会、社員旅行の写真や動画を掲載することで、企業の雰囲気を感じ取ることができます。研修の内容や研修を受けた人々の感想も、求職者にとって有益な情報となるでしょう。

現在働いている社員に対し、入社前に何を不安に感じていたのか、また入社前と入社後でどのようなギャップがあったのかなどを聞くことで、それを採用サイトに反映することも求職者に対する情報提供に有効です。

採用サイトの目指すべき目標は、「応募率を高める」だけではなく、「自社に適合した人材の採用」そして「採用した人材が長期間活躍してくれる」ことにあるのです。

ターゲットとする求職者に応募してもらうためには、彼らが求める情報を採用サイトに掲載し、企業の魅力を効果的に伝えることが重要となります。

それゆえに、コンテンツの充実度は、ターゲットとする求職者の応募率と直接関係していると言えるでしょう。

自社魅力を伝える採用サイト制作ツールを選ぶ

あなたの企業が求める理想的な人材を採用するためには、その企業の魅力を十分に伝えることが不可欠です。それが採用サイトの役割です。しかし、その採用サイトを作成する際、ただ単に人材を迎え入れるという基本的な目標だけでなく、「採用にかかるコストをできるだけ抑えたい」、「採用活動に関連する業務をより効率的に進めたい」といった企業側の追加的な要望やニーズも存在するでしょう。

それらの要望やニーズを適切に満たすためには、採用サイトを作成するためのツールの選択が重要になります。その選択には、利用する予算、作りたいサイトの規模や設計期間といった要素を考慮し、それらが適合するツールを選定することが必要です。

採用サイトを作成するためのツールは多数存在します。その中から、自社の目的やニーズに最もマッチしたツールを選択することが、より良い採用結果につながります。そしてその結果、自社の魅力を最大限に伝え、理想的な人材を採用するという目標を達成することが可能になるのです。


まとめ

私たちの社会は日々、少子高齢化と長寿化が進行しています。その結果として、介護業界の重要性は年々増しているのです。
年齢を重ねることは、私たち全員が避けられない現実です。また、若い世代でも健康問題や予期しない事故により、突然介護を必要とする状況に直面する可能性があります。
私たちの生活は、自分自身や周りの人々が介護を必要とする可能性を常に内包しています。それは誰にとっても他人事ではない問題なのです。

介護業界への関心をもつ求職者は確実に存在します。その人たちは、介護の必要性やその仕事のやりがいを理解しています。
介護業界に対する誤った認識や不安を払拭し、自社の魅力を伝えたいと思うなら、自社専用の採用サイトの構築を検討しましょう。

採用サイトを活用すれば、求人広告費を抑えつつ、多くの求職者に自社を露出させる機会を得ることができます。
この記事で紹介した、魅力を伝えるためのコンテンツ作成や採用サイト構築のポイント、そしてサイト作成ツールの選び方などを活用し、採用活動を成功に導きましょう。

高い志望度を持つ求職者を確実に採用し、採用のミスマッチを未然に防ぐなど、採用活動における多くのメリットを享受できます。採用力を向上させるためには、採用サイトの作成は必須と言えるでしょう。