ハローワークインターネットによる求人とは?4つのできること

2023/10/30

厚生労働省が管理し運営するハローワークは全国の事業所に加えてネットでも利用可能な「ハローワークインターネット求人」があります。これは求職者だけでなく人材を募集する企業にとっても無料で使えるという大きなメリットがあります。

本記事では、そんな「ハローワークインターネット求人」の使い方を詳しく説明し、同サービスを通じて何ができるのかを順を追ってご紹介します。この情報を活用して、あなたの求職活動や採用活動をより効果的に進めてみてください。

目次

ハローワークインターネットによる求人とは?求人の登録手順について

まずはじめに、ハローワークインターネット求人の大まかな概要と、求人の登録方法を紹介します。

インターネットを利用したハローワークインターネット求人とは

ハローワークインターネット求人とは、インターネットを通じて求人情報の作成、提出、さらには求職者とのコミュニケーションが可能となるサービスです。

このサービスを使用することで、求職者は自宅からでも、自分自身のパソコンやスマートフォンを使って、ハローワークのウェブサイトに掲載されている求人情報を検索したり、詳細を確認したりすることができます。

2020年(令和2年)にサービスのアップデートが行われ、その結果、利用者の便利性が大幅に向上しました。この更新により、令和2年度には1日平均で約147万件という驚異的なアクセス数を記録しました。

更新の一環として、「求人者マイページ」という機能が追加されました。この機能を利用することで、求人情報の検索条件の保存や、オンラインでの求人申請、さらにはハローワークへの採用結果の連絡などが可能となりました。

更に、求人票が全面的に見直され、提供される情報量が大幅に増加しました。これにより、求職者は以前よりも詳細な情報を含む多くの求人情報から、自身に最適なものを検索することが可能となっています。

企業側にとっても、求人票に写真や地図ソフトを用いた場所の情報を掲載できるようになったため、求職者に対してより具体的で詳細な情報を提供することが可能となりました。これにより、企業と求職者のマッチングの確率を高めることができるでしょう。

ハローワークインターネットでの求人登録手順

ここからは、ハローワークインターネット求人を利用する際に登録する「求人者マイページ」の作成方法と事業所登録のやり方を紹介します。

求人者向けマイページ開設手順

ハローワークのインターネット求人サービスをうまく活用するための第一歩として、まずは「事業所登録・求人申込み(仮登録)」の手続きを行いましょう。これは、ハローワークのウェブサイトのトップページからアクセス可能です。

仮登録の手続きが完了すると、「求人者マイページアカウント登録画面」に進むことができます。ここでは、連絡先となるメールアドレスの登録と、サービスの「プライバシーポリシー」および「マイページ利用規約」に同意する必要があります。

規約への同意が終わると、「アカウント仮登録完了通知」のメールが送られてきますので、その内容を一読しましょう。その後、「パスワード登録画面」に進み、パスワードと認証キー(「アカウント仮登録完了通知」に記載されている)を入力し、「完了」ボタンを押すことで仮登録が完了します。

なお、ハローワークを初めて利用する方は、ハローワーク職員による事業所の訪問や電話による求人内容の確認が行われることがありますので、その点には注意が必要です。

最終的に、管轄のハローワークが事業所と求人の仮登録の確認を終えると、ハローワークのインターネット求人サービス上にあなたの求人者マイページが開設されます。これにより、あなたの求人情報がインターネット上で公開されることになります。

事業所登録(仮登録)の仕方

自身の求人者マイページが作成されたら、まずは事業所情報と求人情報の仮登録を進めていきましょう。

もしもハローワークに事業所情報がまだ登録されていない場合は、「ハローワークに求人を申し込んだことがない」を選択し、「事業所情報を入力」ボタンをクリックして入力を進めてください。

事業所情報の入力が完了したら、次に求人情報を入力し、それをオンライン上で公開します。

すでに事業所情報が登録されている場合は、「新規求人情報を登録」をクリックし、求人情報の入力に移ります。

過去に求人を出していた場合は、「転用可能な求人一覧」から以前の情報を引用することも可能です。これを活用することで、過去に公開した内容を再度利用して新たな求人情報を作成することができます。
※あわせて読みたい
【ハローワーク利用について・メリットと求人応募までの4ステップ】https://recdeza.jp/blog/recuit29/"

ハローワークインターネット求人でできる4つのこと

近年、スマートフォンやタブレットへの対応と、一新された求人票のデザインにより、ハローワークのインターネット求人は以前よりも使いやすくなりました。しかし、その具体的な機能についてはあまり知られていません。そこで今回は、その便利な機能を活用するために、ハローワークインターネット求人で実際に何ができるのか、その4つの主要な機能を詳しく解説します。

まず、ハローワークインターネット求人上で可能なことといえば求人票の作成や管理です。また、応募者の情報を整理することも可能です。これらの機能は、人材探しを行う企業にとって非常に便利なツールとなります。この記事を通じて、ハローワークインターネット求人の可能性を最大限に引き出す方法を理解し、人材採用の成功に繋げていきましょう。

求人票の掲載

ハローワークインターネット求人では、求人情報の掲載や内容の修正またはキャンセルなど求人募集に関するすべての操作がここから行えます。

求人情報の掲載にあたり、文字だけでなく画像も活用することが可能です。企業の建物の写真や、働く場所の様子、扱っている商品の画像、さらには事業案内パンフレットなど、様々な視覚的要素を用いて、求職者に対して自社の魅力を伝えることができます。

求人票の掲載に関する申請から実際の掲載までの手続きは、すべてインターネット上で完結します。これにより、スムーズかつ効率的に採用活動を進めることが可能です。ご自身の企業の魅力を最大限に伝えるためのツールとして、この機能をぜひご活用ください。

応募者の管理

ハローワークインターネットを利用すれば、自社に興味を持って応募してくれた方々の情報、例えば彼らの志望動機や提出された書類など、重要な情報をいつでも手元で確認することができます。

また、応募者とのコミュニケーションも非常に容易になります。メッセージ機能を使えば、応募者と直接やり取りを行うことが可能となり、そこで不明な点を質問したり、面接の具体的な日時を設定したりといったことがスムーズに進行します。

さらに、応募者だけではなく、自己の情報を公開している求職者全員の情報を閲覧することが可能です。そこから自社が必要とする人材を見つけ、企業側から直接連絡を取ることも可能です。これは、新たな人材を見つけるためのスカウト活動にも効果的で、ハローワークインターネット求人はそのための有効なツールとなります。

また、最終的な採用の結果を伝える際も、メッセージ機能を通じて行うことができます。これにより、採用に必要な一連の作業をシンプルに、そして効率的に進めることができるでしょう。

イベントの検索

ハローワークインターネットサービスを活用すると、あなたの地元の労働局やハローワークが実施している、様々なセミナーや企業の説明会などの情報を手軽に検索することが可能です。

具体的なイベントの開催場所やその内容、そしてあなたが参加できる日程などを詳細に入力すれば、一致するイベント情報がリストアップされます。そして、その中から興味を引かれるイベントを見つけたら、そのままオンラインで参加申し込みをすることができます。

そして、このサービスでは、単に企業が新たな人材を採用するために開催するイベントだけでなく、例えば雇用管理に関するセミナーなど、事業者向けの情報提供イベントも探すことができます。そのため、求職者だけでなく、雇用者としても利用価値のあるサービスと言えるでしょう。

もし、あなたが採用や雇用の管理方法について困りごとを抱えているなら、ハローワークが提供するこれらのイベントやセミナーに参加してみることで、問題解決の第一歩を踏み出すことができるかもしれません。

雇用保険と助成金についての情報閲覧

従業員を雇用する企業にとって、雇用保険は避けては通れない手続きとなります。これは、事業主がいかなる場合でも、正確に理解し適切な手続きを行うべき重要な課題となります。

しかし、社会保険の手続きは複雑で、事業主一人で調査・理解するのは一筋縄ではいきません。特に助成金については、その要件が複雑化している場合が多く、自己学習だけで理解するのは困難と言えるでしょう。

そのような中で、ハローワークインターネット求人は、雇用保険についての情報を詳しく、かつ丁寧に解説しています。これにより、事業主は無駄なコストをかけることなく、必要な情報を得ることが可能となります。

また、助成金についても理解しておくことは、何かあったときにすぐに申請できるようになるため重要です。

ハローワークを通じて適切な条件に合致する人材を採用した場合、企業は以下のような助成金を得ることができます。

・人材開発支援助成金
・人材確保等支援助成金
・キャリアアップ助成金
・特定求職者雇用開発助成金

このような助成金を最大限に利用するためにも、ハローワークインターネットによる定期的な情報収集は重要です。この一点についても、事業主の皆さまにはぜひご留意いただきたいと思います。

ハローワークインターネットサービスを活用するメリット

現代の忙しい生活の中で、効率的に求人情報を探す方法として、ハローワークのインターネット求人が注目を浴びています。その利用には、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、その利点を主に4つに分けて詳しく紹介していきます。

採用コストを抑えれる

ハローワークは、あなたが求人情報を公開し、必要な人材を採用するための優れたプラットフォームです。なんといってもその最大の魅力は、そのサービスが全て無料で提供されている点です。それはつまり、求人広告の掲載から最終的な採用までにかかる費用が一切発生しないということ。これにより、企業は大きな経済的負担を抑えることが可能となります。

さらに、もしあなたが一度に数名の人材を採用したいと考えているなら、ハローワークはさらに価値のある選択肢となるでしょう。なぜなら、ハローワークでは、求人活動を無料で行えるだけでなく、さまざまな助成金制度を活用することも可能だからです。これらの助成金は、人材確保のコストを大幅に削減し、さらには新たに採用した人材の育成や教育にも投資できるというメリットを提供します。

また、一般的に、求人情報を掲載するためのサイトや求人誌の利用は、有料となることがほとんどです。しかし、ハローワークではそのような追加費用が一切発生しないため、企業側にとっては大きな利点となります。これらの要素を総合的に考えると、ハローワークは採用コストを抑えつつ、効果的に優秀な人材を獲得するための最適な手段といえるでしょう。

利用者が多い

ハローワークはそのサービスの利用資格が広範であるため、多種多様なバックグラウンドを持つ人々が就職活動において頼りにしています。幅広い教育レベルや専門的な知識・技術を持つ人々が大勢利用しているため、さまざまな職種の求人が見つかります。

具体的には、「高校を卒業したばかりの若者」から「定年退職後のシニア層」まで、様々な年代や経歴の人々がハローワークを活用して就職活動を行っています。

さらに、2020年(令和2年)に実施されたハローワークのインターネット求人システムのリニューアルに伴い、利用者数が増加したという事実も存在します。これは、企業側にとっては求職者の目に自社の求人情報が届く可能性が高まったということを意味しています。このような状況から、ハローワークは多くの求職者と企業とをつなぐ大きな役割を果たしています。

求人掲載が楽々行える

過去の求人募集の手続きでは、具体的な手続きとしては、必要な書類を準備し、それらを各地のハローワークの窓口に直接提出するという煩雑な手続きが必要でした。

しかし今は、ハローワークインターネット求人という便利なツールを利用すれば、自宅やオフィスからインターネットを通じて、求人情報の掲載が可能になりました。このシステムを利用することで、掲載したい情報を入力し送信するだけで、瞬時に求人情報が公開されます。さらに、情報の訂正や追記が必要になった場合でも、すぐに修正することが可能となり、手間のかかる再提出の手間を省き、スムーズな求人募集活動が可能となります。

求職者に安心感を与えられる

ハローワークは、我が国の厚生労働省が監督している公的な機関であり、一般的には職業安定所とも呼ばれています。

このハローワークでは、全国各地にある各施設での業務改革に向けた取り組みが行われており、その中心には厚生労働省が位置しています。これにより、更に効率的で質の高いサービス提供を目指しています。また、求職者と企業がベストマッチするようなマッチング機能についても、評価と改善が常に進められています。

そして、ハローワークの最大の特長とも言えるのが、その安心感です。企業側も求職者側も、信頼と安心を持ってハローワークのサービスを利用することができます。それは、公的機関であるハローワークが、正確で公平な情報提供を行い、適切な支援を提供することを保証しているからです。これこそが、ハローワークを利用する際の大きなメリットと言えるでしょう。

ハローワークインターネットとIndeedでの求人の違い

Indeedは、求人情報に焦点を当てたウェブサイトとして一世を風靡していますが、ハローワークのインターネット求人との間には何が違うのでしょうか。

Indeedは一般的な求人情報サイトとは異なり、様々な企業や業種、職種の求人情報を一括して検索できるという特性を持っています。一方で、ハローワークインターネット求人は、公的な職業安定所が提供する求人情報を集約したウェブサイトで、信頼性や安全性に特化しています。

Indeedの特長を理解した上で、ハローワークのインターネット求人との違いを詳細に掘り下げていきたいと思います。これにより、求職者や人材採用を行う企業が、それぞれのサービスを最大限に活用するための知識を深めることができます。

Indeedの特色とは

Indeedというのは、専門的に求人情報を提供する検索エンジンであり、その機能と特性について説明します。

このプラットフォームは、「職種」または「会社名」といった特定のキーワードと、「勤務地」を並行して指定することで、あなたが探している求人情報を、幅広い求人サイトから取り出して表示します。その結果、Indeedの検索結果ページを通じて、各種の求人情報に直接アクセスできるという利便性があります。

また、Indeedを使用する際には、その使用料は一切発生しません。これは求職者にとって大きなメリットとなります。さらに、企業側にとっても利点があります。すでに独自の採用サイトを運用している企業の場合、Indeedはそのサイトから自動的に求人情報を収集するため、企業は新たな手間をかけることなく、広範囲の求職者に対して自社の求人情報を伝えることができます。これらの特性は、Indeedが求職者と企業の間で高い評価を受けている理由の一部です。

ハローワークとIndeedの相違点

「無料で利用できる」「個々で求人広告を作成する必要がある」「インターネットを通じて求人を探すことができる」などの特性は、ハローワークとIndeedの両方で共有されています。しかし、それぞれのプラットフォームには独自の特徴があります。

Indeed
Indeedはインターネット上で自由に求人広告を作成・修正することができます。このことから、自社で求人広告の効果を評価しつつ、計画・行動・評価・改善(PDCA)のサイクルを繰り返したい企業には特に便利なサービスといえるでしょう。

さらにIndeedは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで「職種+地域」などと検索した際に、上位に表示されることがあります。そのため、多くの求職者から求人情報が閲覧される可能性が高まります。

ハローワーク
ハローワークのインターネット上への露出度は比較的低いですが、基本的に地元に特化した求人情報を提供しています。そのため、地元で働きたいと考えている人材を採用したい企業にとっては有効なツールとなります。

さらに、ハローワークでは求人広告の掲載期間が長いという特徴があります。これは、「長期間掲載して良い人材が応募してきたら採用したい」という企業のニーズに対応しています。

まとめ

ハローワークインターネット求人は、信頼性の高い厚生労働省が運営する公式のオンラインサービスです。そのため、使用者は安心してこのサービスを活用できるといえます。

2020年(令和2年)に実施された大規模な改善により、これまで以上に利用しやすくなり、オンラインでの採用活動を行う企業や個人にとって選択肢を広げる存在となりました。

この記事をご覧になり、ハローワークインターネット求人の利用を始める一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

また、オンラインで採用活動を行う際には、リクデザもおすすめです。リクデザでは、徹底的なヒアリングを通じて、御社の魅力を引き出し、それを採用サイトに反映します。ハローワークの求人票だけでは伝えきれない御社の特色や魅力を、リクデザを通じて求職者に伝えることで、御社にぴったりの人材を採用することが可能となります。